全国高校野球選手権2022夏甲子園(投手陣厚い仙台育英優位か 下関国際は終盤勝負に勝機 決勝見どころ)スポーツ指導者が知っておくべき投球動作(その4 フォロースルー期とベネット損傷)を理学療法士の視点から考えよう~

→投手陣の活躍に期待ですね~過去記事をみてもらって、今日はフォロースルー期とベネット損傷についてです

フォロースルー期とベネット損傷

フォロ-スルー期には後方関節包に強い牽引力(けんいんりょく:引っ張りの力)がかかるため、後方関節唇損傷やベネット損傷などが起こります。

→ベネット損傷についての基礎知識をまとめておきます

ベネット病変(Bennett損傷)とは

投球による肩の使い過ぎによって生じた肩関節後下方の骨棘(骨の変形)の形成のことをいいます。 野球歴の長い選手、特に投手に多いとされています。

→野球歴の長い人に多いですね~

ベネット病変(Bennett損傷)の症状

①無症状のものが多い、投球フォームのコッキング期、フォロースルー期に肩後方の疼痛や脱力感を訴える
②肩関節後方に圧痛がある
③外転、外旋を強制すると疼痛を生じる
④肩関節内旋稼動域が減少
⑤コッキング期:後方関節包の衝突(骨棘)
⑥フォロースルー期:上腕三頭筋長頭腱と後方関節包の牽引

ベネット病変(Bennett損傷)の治療法

①疼痛があるときは投球を中止
②初期→冷罨法、固定、提肘により運動を制限
③疼痛軽減後→ストレッチ運動や筋力強化訓練

参考にね~

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