「あいつ、病院初の男性の育児休暇とるってよ」男性理学療法士のリアル

理学療法士の７割は子育て世代

理学療法士の年齢分布は、２１歳から４０歳までの会員で７５％を占めており、子育て真っ盛りの世代が大半を占めています。

ぼくが勤務しているのは地方の一般病院です。まだまだ古い体質が残っているのもあるからなのか、男性職員で育児休暇を取得した人はいませんでした。

国や自治体では取得を勧めているので、ぼくも軽い気持ちでとってみようかなと思いました。申請した期間は４週間。

申請するまでは男性が育児に参加するといった雰囲気はあまりなく、誰に相談することもなくといった感じでした。休む期間を決めるのも、申請者本人に完全丸投げでした。

さらに同僚スタッフからは、「男性が育休で何するの？」と冗談でも聞かれた時はショックでした。

ぼくが取得したタイミングは生後２～３週間がたった頃で、その時期にした理由は、里帰り生活からの移行期だった事と子供の成長は早いと思ったので、出来るだけ早い段階からみておきたいなと考えたからです。

父親として出来ることはまだまだ少なく、日々反省しながらですが、たくさんの愛情を与え、子育てできたらなぁ〜

理学療法士としても、育児休暇のような経験は、様々な場面で活かされてくると感じています。